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1.122022
3Dマイホームデザイナーの形状作成(モデリング)についての」考察~「球」ツール編
形状作成ツールの5番目は「球」ツールです。 その名の通り、球を作るツールなのですが、意外にもこの球、いろんな形状をモデリングする時にけっこう役立つのです。 「球」ツールは、上面図でも立面図でも、ドラッグすることで球が作成されます。
適当にドラッグすると上図のように楕円の球になりますが、プロパティパレットで直径と高さを入力することで、思い通りのサイズの真球を作れます。
この球ですが、球を描く開始角と球を描き終わる終角を数値で設定することで割ることができます。
横断面の開始角・終角指定を併用することで、4分の1に分割した球を作成することもできます。
初期状態では、割った球はピンポン球のように中の空洞が見えていますが、プロパティパレットの【断面】にチェックを入れることで、この割った部分をふさぐこともできます。
さて、このように単なる球だけでなく、半球、1/4球なども作れる球ツールですが、ちょっと応用すればいろんな使い方ができます。
たとえば、球の直径の比率の高さ方向を伸ばした形状を作ります。
この球の縦断面の開始角を50に、終角を-20にすると、こんな形になります。
なんだか、照明器具のフードのように見えませんか。
この形状に、色や透明度を設定し、ちょっと白熱球っぽい形のものを仕込んで、コードをつければ・・・
ご覧の通り、オリジナルのペンダントライトができあがります。
形状作成ツールで作る3D形状は、それ単体では単純な形でしかありませんが、変形させたり組み合わせたりすることで、思いのほかいろんなものを作り出せるのです。
次回は、この球と別の形状作成ツールを組み合わせて、なるほど!という物体を作ってみます。
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