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8.142023
3Dマイホームデザイナーがアップデートで、ロフトの表現が簡単に!でもちょっとクセもあります
2023年7月18日、3Dマイホームデザイナーシリーズがアップデートされました。
このアップデート、めっちゃたくさん機能が追加されているのです。
もうプレス発表級のアップデートなのですが、ニュースリリースもなく、ひっそりと行われました。
色々、機能強化されておりますので、少しずつ紹介していこうと思います。
今回ご紹介するのは、ロフト作成機能の追加です。
従来のマイホームデザイナーシリーズでも、ロフトを表現することはできたのですが、階高を調整したりするなど、ちょっと変則的な設定が必要でした。
今回のアップデートでは、部屋パーツに「ロフト」という部屋が追加されました。
このロフトパーツを配置するだけ、という手軽さでロフトが表現できるのは本当に素晴らしいことです。
しかし、従来の部屋パーツ配置の原則であった、『部屋の中には部屋パーツを配置してはいけない』の適用範囲外の部屋パーツとなっており、『部屋の中にロフトパーツを置く』という仕様になっています。
同じ部屋パーツでありながら、配置の原則が二つに分かれるので、ちょっと混乱する人も出てくるかもしれません。
さて、早速このロフトパーツでロフトを作成してみましたが、色々と「これはどうすれば?」という今までの操作方法とはちょっと違うところもありました。
例えばロフトの手すり壁。
従来は壁編集で壁高さを設定することで表現していましたが、ロフトの壁については部屋プロパティで調整する仕様になっています。
でもロフトの入り口の開口部を作るのは、従来の壁編集を使います。
でも、壁の一部削除で開口部を作ると、その部分の壁が全部取れちゃってロフトの床下が見えてしまう(^_^;)
なので、ちょっと一工夫いりました。
ロフト部の下の部屋から見ると、ロフトの床は下の部屋の天井になるのですが、ここにコーニス照明パーツを配置することができませんでした。どうも天井とは認識してくれないようで、ロフト下の部屋の壁面にコーニス照明をつける場合も一工夫いりました。
まあ、ちょっとした工夫はいるのですが、これまでよりもロフトのある部屋の作成が劇的に簡単になったのは素晴らしいことだと思います。
ということで、今回、試しに作ってみた、オーソドックスなロフトのある洋室のパースがこちら。
色々と工夫して作っております。
以下の部分、どうやったか、みなさんわかりますでしょうか?
⚫︎ロフト下の奥の壁面にコーニス照明のスリットを設置した方法
⚫︎そのコーニス照明に間接照明を設定した方法
⚫︎夜のシーンでテレビの画面を明るく点灯しているように見せる方法
⚫︎夜の設定の部屋、ダウンライトと床置き照明、コーニス照明だけの部屋で明るくレンダリングする方法
3Dマイホームデザイナー徹底習得講座なら、上記のような工夫の方法も習得できます!