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9.172023
マイホームデザイナーが苦手としている使い込まれた感じのテクスチャを画像生成AIで作ってみた
3Dマイホームデザイナーは、建築用3Dプレゼンソフトなのですが、基本的に新築の家を提案するためのソフトですから、作成する3Dの住宅は基本的にピカピカの新品の表現になります。
例えば、外観ならこんな感じ。
擁壁の素材や外壁の素材などは、新品のように仕上がるテクスチャが用意されていますので、このようなきれいな家ができあがります。
でも、外壁リフォームなどの場合は、家の外壁はピカピカの新品になるのでこれでOKですが、擁壁まではリフォームしない、という場合、擁壁部分は使い込まれた素材で見せたいもの。
でも、マイホームデザイナーにはそんな素材は収録されていません。
Phtohoshopなどの画像編集ソフトを駆使すれば、写真などをもとに3Dマイホームデザイナー用のテクスチャを作ることができますが、きれいにつながったテクスチャにするためには、「シームレス加工(リピート加工)」を施さなくてはならないため、それなりにノウハウが必要です。
そこで、ぼくが思いついたのが「画像生成AI」の活用です。
たとえば、先ほどの新築の家のモデルに、年季の入った外壁や擁壁のテクスチャを貼り付けた外観パースがこちら。
いかがでしょうか?
並べて見比べてみましょう。
同じ家とは思えないほど、印象が変わりますよね。
この建物の外壁材、擁壁と階段の素材は、画像生成AI「Leonardo ai」で作成したものです。
そしてこちらが、そのテクスチャの画像。
この画像はシームレス処理がされていますので、上と下、右と左が継ぎ目なくつながるようになっています。
※こちらのテクスチャは無料ダウンロードコーナーで配布しています。
このような、リアルなシームレス画像を、ただ文字を入力するだけで作れてしまうのが画像生成AI「Leonardo ai」なのです。
しかも、Leonardo aiは、スマホのアプリで使えるので、画像生成AIを始めるハードルがとても低いのです。
ちなみに、3Dマイホームデザイナーは、自然物である芝生のような植物のテクスチャ表現も苦手。
ソフトに収録されている芝生はこんな風に、のっぺりとしたレンダリングになります。
Leonardo aiなら、よりイキイキした芝生のテクスチャも作成可能です。
こちらがLeonardo aiで作成した芝生のシームレス画像を使って、3Dマイホームデザイナーで表現した芝生のレンダリングイメージです。
「画像生成AIなんて、自分には縁遠いわ」
そう感じていたインテリアコーディネーターさん、リフォームプランナーさんも多いと思います。
でも、3Dマイホームデザイナー、3DインテリアデザイナーNeoでパース提案をしている人、しようとしている人にとっては、実は強力な武器になるかもしれないのです。
Leonardo aiは、今のところ無料である程度使えるので、いまのうちにたくさん試してみるとよいと思います!
当スクールで開講している3Dマイホームデザイナー徹底習得講座では、このような外部の画像をテクスチャとして使うテクニックも身に着けていただけるようにしています。
3Dマイホームデザイナーをこれから始める人も、ある程度は使いこないしているけれど基本をしっかり学びたい、という人も安心して受講いただける、マンツーマン徹底指導の講座です。
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