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9.292021
3Dアーキデザイナー11の新機能、色鉛筆調、水彩調の3Dパースを試す
3Dアーキデザイナーが「11」になって、たくさんの新機能が追加されました。
たくさんすぎて、どれから試そうかと迷うところですが、とりあえずわかりやすいもの、すぐにできるものからちょっとずつ試しております。
前回はピクサージュの夜の照明の雰囲気がなかなかよいね、という記事を書きました。
今回はピクサージュがらみではありますが、メガソフトの製品ページでも別機能的な扱いとなっている「色鉛筆調、水彩調の3Dパース」を試してみました。
色鉛筆調、水彩調と聞いて、最初に思ったのが
「インテリアデザイナーNeoについているアレではないの?」
ということ。
いわゆる「アレンジ出力」というやつです。
色鉛筆調はこんな感じ。
水彩調、正式名称「絵具」調はこちら。
どちらもおもしろい表現ですが、実務で使えるかというと微妙なかんじですよね。
でも、こんな風にすればよい味が出せます。
ちょっと鈴木英人のイラスト風なタッチで、これは仕事で使えそう。
パラメーターはこんな感じにしています。
ポイントは「アート効果」を使わないこと。輪郭線をつけるだけでアメリカンなイラスト調に仕上げられるのです。
閑話休題。
そんな第一印象の「色鉛筆調、水彩調の3Dパース」だったのですが、アーキデザイナー11のそれは、このアレンジ出力ではなくて、ピクサージュの表現手法の一つとして新搭載されたものでした。
3Dアーキデザイナー11の新機能、色鉛筆調の表現はこんな風になります。
そして水彩調の表現はこんな感じ。
いずれも、とてもいい雰囲気なイラスト調になるんですね。
驚きました。
ちなみに、これ、ピクサージュの機能の一部なので、この表現のままアニメーションにもなります。
なんか、鉄拳のパラパラアニメ風な感じになって、これはこれで使い道がありそうです。
参考までにOptimageでレンダリングしたらこんな風になります。
3Dアーキデザイナー11の新機能「色鉛筆調、水彩調の3Dパース」は、かなり使える機能だと実感しました。
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