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11.92020
完全アンインストールをやりました。
先日、3DマイホームデザイナーPRO9 EXを使っていて、奇妙なトラブルが起こりました。
インターネットレンダリングの「Optimage」でパースをレンダリングしていたのですが、普通のパースをレンダリングするときは何の問題もなく完了するのに、ドアや窓などの建具を開いた状態にしてOptimageレンダリングを開始すると、3DマイホームデザイナーPRO9 EXが強制終了するのです。
この現象、外観パースでの内観パースでも起こります。
自分が作成した3Dモデルだけでなく、ソフトにサンプルでついている3Dデータで試しても、やはり起こります。
建具を開いたときだけ、Optimageレンダリングができない、という現象。
11年のメガソフト在職中にも聞いたことがないトラブルです。
ソフトを再起動しても、PCを再起動しても状況は変わりません。
思い切って、ソフトの再インストールをしても、やっぱり状況は変わりません。
もうお手上げ、となったので、メガソフト社のテクニカルサポートに問い合わせしてみました。
そこで提案されたのが、完全アンインストール&再インストールという方法です。
メガソフト社の3Dデザイナーシリーズには、専用のアンインストーラが付属しています。
このツールで手順通りアンインストールすれば、ソフトウェアの登録が解除されて、別のPCにインストールできるようになる便利なものですが、このアンインストールツールでは消せない情報があるんですね。
その情報を削除するツールが、3Dデザイナーシリーズにはあらかじめ収録されています。
それがこちら。
「3Dマイホームデザイナー環境整備ツール」というものです。
3Dマイホームデザイナーのプログラムフォルダ内のUtilityフォルダの中に入っています。
(C:\Program Files (x86)\3DMHPRO9\utility)
このツールを使って、「一時ファイル削除」と「レジストリ削除」を行い、その後にプログラムファイルとデータファイルを削除することで、3Dデザイナーシリーズは完全に削除されます。
プログラムファイルの場所は
C:\Program Files (x86)\3DMHPRO9
データファイルの場所は
C:\Users(またはユーザー)\Public\Documents\3DMHPRO9
です。
この作業の後に、3DマイホームデザイナーPRO9 EXを再インストールしたところ、今回のトラブル、建具を開閉してOptimageレンダリングをすると3DマイホームデザイナーPRO9 EXが強制終了される、という現象は出なくなりました。
なんでそんな現象が起こるかは不明なままですが、問題自体は解決できたので大変助かりました。
メガソフトのテクニカルサポートは、ソフトウェアのサポート期間中はずっと無料で対応してくれるありがたい存在ですね。