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3.202022
3Dマイホームデザイナーの有用性を改めて考えてみる:今はないものを3Dパースで「見える化」する
3Dパースの業界に20年もいますと、3Dパースがあまりにも当たり前になりすぎて、それのどんなところが有用なのか、気にすることがなくなってしまいます。
3Dパースは、あって当たり前、使うのが普通、という「勘違い」をしてしまうのですね。
3Dデザイナーズスクールを開校し、たくさんの受講生の方と接して、改めて3Dパース、そして3Dマイホームデザイナーというものの有用性を再認識することがたくさんありました。
ということで、いま、改めて3Dパース、そして3Dマイホームデザイナーの有用性について考えてみようと思います。
今回は、3Dパースによる「見える化」の重要性について。
昨日、3Dデザイナーズスクールの受講生の方とお会いしてきました。
その方は店舗デザインをされているのですが、多くの店舗物件は「居抜き」の状態で新規顧客を募集しているとのこと。
居抜きとは、それまで営業していたお店の設備や内装がそのままの状態で貸店舗として入居者を募集している状態です。
廃業したお店ですから、そこはどうしても「廃墟」感が漂ってしまいます。
そんな状態の物件を見て、新たにお店を始めたい人が、輝ける未来の繁盛店を思い描くのはなかなか難しいでしょう。
居抜きですらそうですから、完全に内装を取り払った「スケルトン」の状態だと、なおさら新規店舗のイメージを思い描けないと思います。
しかし、これからお店を開く店舗オーナーにとって、新しいお店は夢の城ですから、まずはワクワクするような内装をイメージしたいはず。
だからこそ、3Dパースを使って新しいお店の完成予想図を「見える化」してあげることは、とても重要なのです。
その重要ポイントは一つではありません。
お店の完成予想がリアルに「見える化」されることで
・店舗オーナーの「やるぞ!」という気持ちが盛り上がります
・店舗オーナーと店舗デザイナーの間にイメージの齟齬が生まれません
・どんなお店になるかがイメージできると安心できます
・お店ができる前に店舗オペレーションをシミュレーションできます
・お店ができる前に、チラシやポスターにパースを添えることでお店のイメージをPRできます
などなど、店舗オーナーの方にとってたくさんのメリットが生まれます。
これは、店舗デザイナーにとってもそのまま、メリットになります。
つまり、
・店舗オーナーに喜ばれる提案ができます
・店舗デザインのイメージが間違いなく店舗オーナーに伝わります
・店舗オーナーの安心感を得られれば、契約まで時短できます
・3Dパースで見える化することで、店舗の使いやすさを検証できます
・店舗デザイン会社のWebページに3Dパースを載せることで、自社のデザイン力をPRできます
というメリットが生まれるのです。
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