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6.52023
インテリアコーディネーターに必要な3Dマイホームデザイナーのスキルその1-2:モデリング【外部データを探してみる】

3Dマイホームデザイナーシリーズは基本的に「モデリングのいらない3Dソフト」です。
それは、あらかじめ3Dモデルがたくさん収録されているから。
でも、お目当ての3Dモデルが見当たらない場合は、モデリングしなければならないのでしょうか?
いえいえ、その前に「外部の3Dデータ」を探してみる、という方法が残されています。
業務用の3Dマイホームデザイナー(3DマイホームデザイナーPRO、3DインテリアデザイナーNeoなど)には、外部の3Dモデルとして「3D DXF」「SketchUp」のデータを読み込む機能が搭載されています。
これらの外部データは、3Dマイホームデザイナーに最適化されているわけではないので、どれでも快適に使えるわけではありませんが、試してみる価値はあります。
「3D DXF」は、3Dソフトの世界での共通フォーマットのようなものなので、家具メーカーや住宅設備機器メーカーが自社製品を3D DXF形式で配布していることがあります。
「TOTO 3D」などのキーワードでGoogle検索してみてください。

「Sketchup」は、世界中で使われている人気の3Dソフトです。
このSketchupのデータは、3d warehouseというサイトに、無料でダウンロードできるものが多数登録されています。
これらのデータはSketchupのユーザーがボランティア的に提供しているものなので、そのクオリティは玉石混交ですが、使えるものが見つかればラッキーです。
※3DマイホームデザイナーPRO9、3DインテリアデザイナーNeo3は、Sketchupの2017年版までのデータが読み込めるのですが、3d warehouseでダウンロードできるバージョンは2023年6月現在「2019」以降になっているため、残念ながら利用できません。
これらの外部3Dデータを探してみて、それでも見つからない時、ようやくモデリングについて検討することになるのですが、3Dモデリングは非常に手間も時間もかかる作業なので、3DCG制作を生業としているわけではない、インテリアコーディネーターさんやリフォームプランナーさんに、モデリング作業はあまりおススメできません。
どうしても見つからない家具や照明器具などを、モデリングしないで3Dマイホームデザイナーシリーズに取り込みたい、という方にも役立つ講座をご用意しております。
