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11.182022
3Dマイホームデザイナーでのレンダリングは何でしてますか?というか、レンダリングしてますか?
3Dマイホームデザイナー、3DインテリアデザイナーNeoは、カンタンな操作で3D建築パースが作成できるソフト。
なんですが、この「3D建築パース」の提案を、立体化した後のパース画像でやっている、という方、意外に多いです。
パース画像を保存したのがこれ。
なぜトイレなの?と思われますよね(^^;
ちょっと受講生の方からのリクエストで作ってみたので、せっかくなので使ってみよう、ということで(^^;
さて、このリアルタイムレンダリングでのパース画像。
これだけみれば特に問題ないように見えますが、リアルタイムで作られるパース画像では表現できないものがあります。
それは・・・
というようなことです。
このパースではわかりませんが、この他に間接照明のような柔らかな光の回り込みも表現できません。
そこで、立体感のあるパースにするための影の表現や鏡、リノリウムの床への映り込みの表現を見せるには、高画質レンダリングが必要、ということになります。
高画質レンダリングには有料サービスのOptimageと自分のパソコンだけでできるレイトレースレンダリングがあります。
インテリアパースには柔らかな光と影の表現が必要な場合があるので、Optimageレンダリングが標準的に使われていますが、Optimageレンダリングは
・有料サービス(A4サイズのパース画像を描くのに60円ぐらい必要)
・メガソフトのサーバーに接続する必要あり
という制限があります。
3Dマイホームデザイナーシリーズは、日本で一番たくさん売れている建築プレゼンテーションソフトですから、Optimageを使うユーザーさんの数は膨大です。
そして、金曜日には、土日にお客様へのプレゼンがある、というハウスメーカーや工務店の方が、駆け込みでパース作成する、ということが起こるので、メガソフトのサーバーが込み合って、結構な待ち人数が発生することもあるのが、ちょっとつらいところ。
こちら、数十人待ちを経て、やっとOptimageレンダリングしたパース。
便器の影や床への映り込みが表現されていて、やっぱりリアルです。
でも、このトイレ、天井からの蛍光灯照明だけの空間ですから、照明デザインとかは特にありません。
シンプルな照明と空間であれば、Optimageレンダリングを長時間待つよりも、レイトレースレンダリングでやったほうが圧倒的に早い場合もあります。
こちらがレイトレースレンダリングで作成したパース。
影が若干きつくでていますが、気にするような空間表現でもありませんからね(^^;
床の映り込みもしっかりと表現できていて、十分にリアルで美しいです。
間接照明など、照明デザインにこだわった空間ばかりがインテリアパースとは限りません。
表現する空間に合わせて、リアルタイムレンダリング、Optimageレンダリングとレイトレースレンダリング、使い分けるのが効率よい提案パース作成につながります。
当スクールの3Dマイホームデザイナー徹底習得講座はマンツーマンスタイルのオンライン講座なので、受講される方のリクエストに合わせて、レンダリング機能の使い分けも、カリキュラムに取り入れることが可能です