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6.42021
マイホームデザイナーとは真逆のPhotoshop合成を使ったサービスを見つけました
![マイホームデザイナーのパースにPhotoshopで家具の写真を合成](https://3dschool.jp/wp-content/uploads/2021/06/家具合成用キッチンPhotoshop.jpg)
3Dマイホームデザイナーシリーズ専門のオンライン講座を開講している、3Dデザイナーズスクールの西脇です。
3D建築プレゼンテーションソフト「マイホームデザイナー」シリーズは、簡単な操作で3D建築パース、インテリアパースを作成できる便利なツールです。
あらかじめ、数千点以上の家具や住宅設備素材が収録されているので、それらを並べるだけで、インテリアコーディネートを作っていけるのが特徴です。
![マイホームデザイナーシリーズにはいろんな家具パーツが収録されています。](https://3dschool.jp/wp-content/uploads/2021/06/2021-06-02_10h53_25-134x300.png)
しかし、世の中のすべての家具や照明器具を取り揃えているわけではありませんから、どうしても使いたい家具や照明器具などがある場合は、3Dパースを作ったあとで、Photoshopなどを使ってその家具や照明器具の写真を画像合成する方法でパースを仕上げます。
冒頭の写真は、マイホームデザイナーシリーズで作った3Dインテリアパースに、フリー素材の家具の写真を合成したものです。
![【合成前の3Dインテリアパース】](https://3dschool.jp/wp-content/uploads/2021/06/家具合成用キッチン画像-1024x637.jpg)
![【フリー素材の家具写真】](https://3dschool.jp/wp-content/uploads/2021/06/4631322_m-1024x768.jpg)
![マイホームデザイナーのパースにPhotoshopで家具の写真を合成](https://3dschool.jp/wp-content/uploads/2021/06/家具合成用キッチンPhotoshop.jpg)
その合成方法は、当スクールの「カンタンPhotoshop講座」で解説しております。
![カンタンPhotoshopビデオ講座バナー](https://3dschool.jp/wp-content/uploads/2020/12/カンタンPhotoshopビデオ講座バナー-300x197.png)
さて、先日、Instagramで、そんなマイホームデザイナーのPhotoshop合成とは真逆の発想でサービスを展開されているお仕事があるのを知りました。
そのサービスは、家具メーカーなどが自社の家具の写真を送ると、素敵なインテリアの背景をPhotoshop画像合成してくれるというもの。
マイホームデザイナーの画像合成が、パースを完成させるためのパズルの一部として家具や照明器具の写真を使うのに対して、こちらのサービスは家具そのものを活かすためのピースとして背景パースを使うというもの。
まさに逆転の発想です。
世の中にはいろんなサービスがまだまだあることを知りました。
このサービスをされているのは、有限会社緑cmスタジオという会社です。
緑㎝スタジオさんのInstagramはこちらです。
https://www.instagram.com/midoricmstudio/
たくさん掲載されている作例から、一つだけ画像でご紹介します。
![](https://3dschool.jp/wp-content/uploads/2021/06/2021-06-04_11h14_21.png)
単純な切り取り合成ではなくて、背景の状況に合わせて家具の色味や明るさなどを調整されていて、afterの写真は合成感がまったくない、とても自然な仕上がりになっています。
さすが、プロのお仕事ですね。
マイホームデザイナーシリーズや3DアーキデザイナーとPhotoshopを併用すれば、仕事の幅が大きく広がることを実感しました。