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6.232021
梁に埋め込むカーテンボックス、対面キッチンに笠木、エコカラット。さりげないパースにも、マイホームデザイナーシリーズのノウハウがいろいろと詰まっています。
3Dマイホームデザイナーシリーズ専門のオンライン講座を開講している、3Dデザイナーズスクールの西脇です。
当スクールで、個人レッスンを受講されている受講生の方への講義内容をもとに、ダイニングのパースを作成してみました。
※個人レッスンについてご興味のある方はこちらから「個人レッスンについての情報希望」としてメールをお送りください。
ごくさりげないダイニングの3Dパースですが、ノウハウが必要なポイントがいくつも詰まっています。
たとえば、ここ。
天井にカーテンボックスを埋め込む表現は、3DインテリアデザイナーNeo3のコーニス照明作成機能の応用で対応できますが、「梁」にはコーニス照明作成機能が使えません。
そこで一工夫して作成したのがこの表現です。
また、こちらも。
対面キッチンを表現するのに、壁開口機能で壁に開口部を作るのは簡単にできますが、だいたいこの開口部には笠木が設置されます。
この笠木用の木材は縁が丸く成型されていますので、それを表現して作成したのがこの笠木です。
あと、こちらも。
人気の内装材「エコカラット」は、3Dマイホームデザイナーシリーズにもテクスチャとして収録されていますが、たくさん種類があるのですべてを網羅はしていません。
今回のパースに使用したものは、「エコカラットプラス土もの調」という製品。
残念ながらリクシルのサイトではエコカラットのリピート画像が提供されていないため、製品写真をリピート画像に加工してテクスチャとして貼り付けました。
これらのほかにも、壁面を照らすように調整したダウンライトや、真昼の陽光がレースのカーテンを照らす表現など、いろいろとノウハウを詰め込んで作成したのが冒頭のパースです。
このようなノウハウを使わなくても、とりあえず3Dパースをサクッとつくれてしまうのが3Dマイホームデザイナーシリーズのよいところですが、もっと思い通りのインテリアを表現するためのステップアップをしたい方には、3Dデザイナーズスクールの各講座の受講をお勧めいたします。