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9.122022
文章でリクエストした画像をAIが自動生成してくれるアプリ「AI Picasso」はインテリアの仕事に使えるのか?

「月面を跳ねるウサギ」などと文章でリクエストすると、それに応じた絵を自動で生成してくれる「Stable Diffusion」というAIが最近、話題です。
この「Stable Diffusion」をiPhoneで使えるようにしたアプリが「AI Picasso」です。
ちなみにAI Picassoで「月面を跳ねるウサギ」を描いてもらうと、こんな絵を出力してくれました。

なかなかシュールです。
このStable Diffusionは、けっこうイメージ通りの絵を生成してくれますが、時には「ん?」という絵も出てくるので、それはそれで笑えます。
例えば、「マグロの握り寿司」は、これだそうです。

「これじゃない」感が満載ですが、ちゃんとAIが考えて生成していることがよくわかるので、これはこれででおもしろい。
さて、このAI Picasso、インテリアのお仕事にもつかえるのじゃないか?と思いまして、使い方を考えてみました。
たとえば、「シャビーシック」なインテリアの部屋のヒントが欲しいな、と思ったとき、
「シャビーシックなリビングルーム」
とリクエストしてみるというのはどうでしょうか?
AI Picassoが出力した「シャビーシックなリビングルーム」の画像はこちらです。



ちょっとガーリーな感じが強い気もしますが、同じキーワードでGoogleの画像検索して出てきたものはこんな感じ。

AI Picassoの画像出力、なかなかのものです。
Googleの画像検索はインターネット上にある写真ですが、AI Picassoの画像は、この世にないものをAIが生成しているのですから、なかなかどころかすごいことなのかもしれません。
あるいは、こんな使い方もおもしろいかもしれません。
それは、お客様との打ち合わせの時に、話のネタとして使うという方法。
「都会的でセンスの良いリビングにしたいんですよね」
というクライアントのリクエストを、そのままAI Picassoに入れてみるのです。
「都会的でセンスの良いリビングルーム」
と入力して生成された画像がこちら。


都会的でセンスの良いリビング、といってよい画像が出来上がっています。
この画像をもとに、要望を具体的に詰めていく、というのも面白いかもしれません。
AIによる画像生成は、これからのインテリアの仕事を大きく変えていく可能性を秘めていますので、まずはAI Picasso、触ってみるとよいと思います。