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5.112022
3Dマイホームデザイナーの有用性を改めて考えてみる:サンプルでは伝わらないことがある

インテリアコーディネートの提案につかうツールとして、プレゼンボードがあります。
間取り図や立面図を描いて、「この床はこの素材です」「この壁はこの壁紙を貼ります」というように、床材サンプルや壁紙サンプルを添付して、一つのボードを作ってお客様に見せます。
※下記の画像は、Pinterestで三宅利佳さんのブログから引用させていただきました。
サンプルは実際に使う床材や壁紙を一部を切り取った、言わばホンモノですから、手触りや色合い、質感などを確かめるのには最適です。
この床材や壁紙、シンプルなものであればこの「小さな」サンプルでもある程度はお客様にイメージが伝わりますが、輸入壁紙など、大胆な模様のものだと、それが壁一面に広がった様子を想像するのは、一般人には難しいもの。
個性的な壁紙であればあるほど、お客様は躊躇してまうかもしれません。
逆に、思い切ってそれを選んだものの、施工後にちょっと後悔する結果になってしまうこともあります。
壁や床は、部屋の中でもっとも大きな面積を占めるインテリアエレメントなので、施工後に「失敗した!」と思われるとお客様のダメージも大きくなります。
そんな壁紙、床材を決めるときに、3Dパースは威力を発揮します。
大胆なパターンの壁紙も、3Dパースで確認できれば安心です。
アクセントウォールとして壁紙を貼り分けるときも確実にイメージが伝わります。

トイレの壁紙を一部アクセントウォールにする楽しさも、視覚的にわかってもらえます。

壁紙・床材の提案なんて3Dパースならできて当たり前、と思っていましたが、お客様にとっては、インテリアの印象を左右する大きな決断ですから、3Dマイホームデザイナーの一番の活躍どころであることを、再確認しました。

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