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2.72023
インテリアパースをデジタル化するなら「3D」かiPadでデジタル手描きパースか、どっちが良いですか?
先日、3Dマイホームデザイナー超入門講座を受講いただいた方からのご質問。
インテリアパースをデジタル化するなら「3D」かiPadでデジタル手描きパースか、どっちが良いですか?
そうか!
そういう風な考え方があるのか!
と目から鱗が落ちました。
僕としては、3Dパースには3Dパースの良さがあり、デジタル手描きパースにはデジタル手書きパースの良さがあり、どちらが良い、とは言えないのです。
でも、デジタル化をこれから始めよう、という方にとっては、両方いっぺんにやるという選択肢は難しいもの。
なので、冒頭の質問になったのですね。
さて、ご質問をいただいた時は、
3Dパースは、最初の作成には少し時間がかかりますが、そのあとはいろんなアングルで何枚でもパースが作れるのが魅力。
デジタル手描きパースは、手描き感覚でささっと描けるのでとっつきが良くて、しかも修正が自在にできるのでリアル手描きよりも気楽に取り組めるのが魅力。
どちらも、それぞれに利点がありますね、とお答えしました。
間違ってはいない回答なのですが、ご質問に対するアドバイスとしてはちょっと言葉も思慮も足りなかったな、と反省いたしました。
今、改めてこのご質問について考えてみました。
結論としては、やっぱり、それぞれの利点があるので両方マスターするのが良いでしょう!となるのですが、質問を
どちらを先に習得するのが良いですか?
と読み替えれば
「iPadで手描きパース」
の方が良いかな、と思います。
なぜならば、すでにiPadとApple Pencilを持っていらっしゃれば、アプリは無料で素晴らしいものがあるので、初期投資は0円。
もしくは、当スクールの「iPadで手描きインテリアパースをカンタンに描こう講座」をご受講いただくなら講座料金22,000円だけで済みますから、コスト的な敷居が低いです。
そして、iPadというツール、Apple Pencilというアナログ風の入力装置は、これからデジタルを始めようという方にとって、機材的な敷居も低いのです。
というわけで、まずはiPadで手描きパースを習得しながら、デジタルツールの便利さやそれを使ったプレゼンの手法を学べば、3Dパースの有効性についても理解が深まりますので、いずれは3Dマイホームデザイナーでデジタルパースを!という気持ちが高まると思います。
いずれにしても、これからの時代、デジタルツールの活用は必須になってくると確信しております。
デジタルって苦手だけれど、これからやっぱり始めたい!
そんなインテリアコーディネーターの方には、iPadでデジタル手描きパースを習得することからスタートすることをお勧めいたします!