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「私、絵心ないんで…」が口癖のあなたへ。現場写真が15分で“プロの味”に変わる、iPad魔法のレイヤー術

「私、絵心ないんで…」が口癖のあなたへ。現場写真が15分で“プロの味”に変わる、iPad魔法のレイヤー術

「リフォームの現場で撮った、一枚の写真。もし、これがたった15分で、お客様の心をグッと掴む“味のある手描きパース”に生まれ変わるとしたら…?」

こんにちは、3Dデザイナーズスクール学長の西脇です。

インテリアコーディネーターやリフォームの提案をされているあなたなら、一度はこんな悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか。

  • 頭の中には素敵なプランがあるのに、絵心がないせいでうまく表現できない…
  • 手描きパースを描き始めても、時間がかかりすぎて他の業務を圧迫してしまう
  • お客様に「なんとなく」しか伝わらず、自分の提案の魅力が半減している気がする

何を隠そう、30年以上ITとデザインの世界にいる私ですが、実は全く絵心がありません。大手ソフトメーカー時代、自社製品のデモで絵を描く場面があったのですが、あまりの酷さに会場がざわついた経験もあるくらいです(苦笑)。

だからこそ、断言できるのです。 パースの上手い下手に、絵の才能は関係ない、と。

ご安心ください。今回ご紹介する方法を使えば、絵心は一切必要ありません。必要なのは、お手持ちのiPadと無料アプリ、そしてこれからお話しする“ある魔法”を知っているかどうか、だけなのです。

この記事を読み終える頃には、あなたは「パースが描けない」という長年の悩みから解放され、お客様との打ち合わせがもっと楽しく、もっとクリエイティブになる新しい武器を手に入れているはずです。

なぜ「写真トレース」が最強の時短術なのか?

「え、写真をなぞるだけ?」と侮ってはいけません。

私が長年、3DソフトやITツールの世界で様々なプロの仕事を見てきた中で、iPadを使ったこの「写真トレース術」こそ、多忙なプロにとって最強の時短術だと確信しています。

なぜなら、そこには3つの明確なメリットがあるからです。

  1. 圧倒的なスピード:ゼロから遠近法を考えたり、家具の形を取ったりする必要がありません。ベースがあるだけで、作図時間は劇的に短縮されます。
  2. 揺るぎない正確性:現場の写真を使うので、面倒な採寸をしなくても、窓の位置や梁の高さといった空間のバランスが崩れません。
  3. 豊かな表現力:現実の壁の質感や光の具合を確かめながら、手描きならではの「温かみ」や「味」を活かし、お客様の想像力を掻き立てる一枚を創り出せます。

私自身、絵心がないからこそ、「デジタルの力で弱点をどうカバーするか」を常に考えてきました。この方法は、まさにその思想を形にしたもの。デジタルの効率性と、手描きの感性を融合させた、最高のハイブリッド手法なのです。

【実践】全手順を公開!これが“魔法のレイヤー術”だ

それでは、お待たせしました。実際に、現場写真がどのようにして手描きパースに変わっていくのか、その全手順をステップ・バイ・ステップで見ていきましょう。

実際にこの方法をお伝えした受講生の方からは、「苦手だったパースが、今は一番の武器になりました!」という感動の声が届いています。あなたもきっと、そうなれますよ。

使う道具はこれだけです。

  • iPad (古い機種でも、miniでも大丈夫ですよ)
  • Apple Pencil (または互換性のあるスタイラスペン)
  • 無料アプリ「Sketchbook」

さあ、魔法の始まりです。

現場の写真(今回はCGパース)

【元の部屋の写真(今回はCGパースですがスマホの写真でOKです)】

STEP 1:下準備は1分で。写真を読み込み、魔法の紙を重ねる

まず、Sketchbookアプリを開き、現場で撮影した写真を読み込みます。

次に、画面の右側にあるレイヤーパネルを開き、新しいレイヤーを追加します。ちょうど、写真の上に一枚、半透明のトレーシングペーパーを重ねるようなイメージですね。この「レイヤー」こそが、今回の魔法の心臓部です。

魔法のレイヤー

STEP 2:魔法のレイヤー①「なぞる線」で命を吹き込む

追加した新しいレイヤーを選択し、ペンツールで写真の輪郭をなぞっていきます。 ここで、プロの思考が試される最初のポイントです。

「すべての線を、律儀になぞる必要はありません」

大事なのは、お客様に何を伝えたいか。例えば、新しく提案する壁紙や、メインとなる家具のラインを重点的に、少しだけ線を太く、強く描いてあげます。逆に、細かな装飾は省略したり、あえてフリーハンドで少し揺らいだ線を描いたりすることで、機械的ではない「味」が生まれるのです。

レイヤーに線を描き込む

STEP 3:魔法のレイヤー②「着彩」で世界に彩りを

次に、もう一枚新しいレイヤーを、「なぞる線」のレイヤーの“下”に追加します。これが色を塗るためのレイヤーです。

Sketchbookには、本物のコピックマーカーのような風合いが出せるブラシがたくさん入っています。壁、床、家具、とパーツごとに色を塗り分けていきましょう。

ここでのコツは「少しはみ出すくらい」で大丈夫、ということ。後から消しゴムで簡単に修正できるのが、デジタルのいいところ。紙と違って、失敗を恐れず大胆に筆を走らせてみてください。

STEP 4:魔法のレイヤー③「仕上げ」で光と影を操る

最後の魔法です。 さらに新しいレイヤーを一番上に追加し、今度は「影」と「光(ハイライト)」を描き込んでいきます。

例えば、窓から差し込む光が床に落ちる様子や、家具の足元にできる影を少し加えるだけで、絵は驚くほど立体的になります。これだけで、パースの説得力は格段にアップするのです。

全てのレイヤーを描き終えたら、最初に読み込んだ「写真」のレイヤーを非表示にしてみましょう。

すると…

デジタル手描きパース

どうでしょうか。ただの現場写真から、イキイキとした手描きパースが作成できました。

「ただなぞるだけ」で終わらない、プロの価値

「でも、これって結局、写し絵でしょう?」

そう思われるかもしれません。ですが、価値はそこにありません。 先ほどお伝えしたように、プロの仕事とは「情報の取捨選択」です。

無数の線の中から、お客様の心を動かすために必要な線だけを拾い上げ、不要な情報を大胆に削ぎ落とす。提案したいモノの質感を際立たせ、空間の心地よさを光と影で演出する。

この一連の思考プロセスこそが、あなたの提案の価値そのものなのです。 写真トレースは、その思考を最短距離でビジュアル化するための、強力な武器に他なりません。

「描けない」悩みから解放された、その先の未来へ

このスキルを手に入れた受講生の方々からは、本当に嬉しい声が届いています。

ある方は、「こんな方法があったんですね!もっと早く知りたかった!」と、デジタルならではの効率的な手法に感動してくださいました。 また、ある方は「苦手だったパース作成が楽しくなったことで、お客様への提案に自信が持てるようになった」と、目を輝かせていました。

パース作成の時間が短縮されれば、もっとプランを練る時間が増えます。お客様との対話の時間も増えます。そして何より、あなた自身が「表現すること」の楽しさを再発見できるはずです。

まとめ:さあ、あなたも魔法使いになりませんか?

今回は、絵心がなくても、現場写真からあっという間に「味のある手描きパース」を生み出す魔法のレイヤー術をご紹介しました。

  • カギは「レイヤー」にあり。 線、色、仕上げを分けて考えることで、修正も簡単で効率的。
  • プロの価値は「情報の取捨選択」。 どの線を拾い、どう表現するかに個性が宿る。
  • 必要なのは絵心ではなく「伝えたい想い」と「ちょっとしたコツ」。

「自分にもできるかも…」 そう感じていただけたなら、まずはあなたのiPadに無料アプリ「Sketchbook」をインストールするところから始めてみませんか?

そして、もし。 この魔法のテクニックの“ちょっとしたコツ”を、隣で手取り足取り、あなたのレベルに合わせて、マンツーマンでじっくりと学んでみたいと思われたなら。

私が学長を務める「iPad手描きパース講座」のドアを、いつでもノックしてください。

この講座では、今日お話ししたテクニックはもちろん、あなただけの復習用動画のプレゼントや、受講後の手厚い質問フォローもご用意して、あなたの「描きたい!」を全力でサポートします。

デジタルツールは、あなたを縛るものではなく、あなたの可能性を解放してくれる最高の相棒です。 一緒に、パースの悩みを手放し、お客様をもっと笑顔にする新しい一歩を踏み出しましょう!

 iPad手描きパース講座で、新しい武器を手に入れる

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