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8.132024
AIで描けるインテリアパースの進化がすごい!3Dマイホームデザイナーはいらなくなるのか?
生成AIの進化が止まりません。
さまざまなAIサービスが毎日のように登場しますし、ChatGPTをはじめとする既存のAIサービスも新機能がどんどん追加されます。
画像を作成するAIも同様で、より早く、よりリアルに、よりイメージ通りの画像を生成できるようにブラッシュアップされています。
そんな画像生成系AIで、建築・インテリア系の仕事に使えそうなものを見つけました。
しかも、パソコンもいらないスマホのアプリなので、操作も簡単で気軽に始められるのです。
そのアプリは「Vivid AI」。iPhone版もAndroid版もあります。
Vivid AIは台湾のサイバーリンク社が開発した写真加工と画像生成をするためのアプリです。
画像生成機能は一般的な画像生成AIと同じで、文章でシーンを説明すると、その説明をAIが解釈して画像を生成してくれます。
この画像、Vivid AIの「テキストの画像生成」機能を使って、
「スーパーカーが、大阪の下町の狭い道を時速100kmで疾走している写真」
というプロンプトで描かせました。
スーパーカー、めっちゃかっこよく描けました。
画像のテイストは、10種類以上のアートスタイルを選んで変更できます。
Vivid AIのすごいのは、これに加えて読み込ませた写真をもとに、AIがその写真を加工してくれること。
しかも、元の写真の主要な部分は残して、イメージをガラッと変更してくれるのです。
例えば、この大阪の下町の街並みの写真。
これをVivid AIに読み込ませて、AIシーンという機能で加工してもらうと、こんなふうになります。
テイストは色々と変更できるので、こんなふうにもできます。
このAIシーンを応用した機能で、インテリアをコーディネートできるのが「AIルーム」です。
使い方はAIシーンと同じで、インテリアコーディネートしたい部屋の写真を読み込ませ、任意のテイストを選ぶだけ。
AIがあっという間に部屋を別物に変更してくれるのです。
AIシーンと同じように、いろんなテイストが用意されていて、そのテイストを選ぶだけで次々にインテリアを変更してくれます。
すごいですよね。
これ、散らかった部屋であっても、この通り、すっきりとした部屋にしてくれるので、片付ける意欲をアゲるのにもいいかもしれません。
このVivid AI、単純に自動でインテリアを変更するだけでなく、自分でカスタマイズしていくこともできるので、やりようによっては、ある程度、自分のセンスを活かせるかもしれません。
例えば、こんなふうに任意の位置に植栽を置いたりすることができます。
しかし、指定メーカーの壁紙を貼り込んだり、使いたい家具や照明器具を配置したり、ということは今のところうまくいきません。
例えば、カーテンをマリメッコにしてくれ、と指示しても・・・
こんなふうに全然いうことを聞いてくれません。
それどころか、こんなのを作ることもあります(^_^;)
このあたり、微妙な設定ができないのが、今のAIの現状です。
なので、3Dマイホームデザイナーなどの3Dパース作成ソフトはやはり必要なのです。
クライアントとの打ち合わせが進んで、家具や照明器具、壁紙や床材の実際の商品の指定など、より詳細な内容を詰めていくには、3Dマイホームデザイナーを使ってイメージを作っていくことになります。
でも、初期段階でのお客様とのイメージのすり合わせになら、Vivid AIはかなり使えるツールになり得ると思います。
これからの時代、AIをうまく使っていけば、よりスムーズに、よりスピーディーに打ち合わせを進めていけるのは間違いないでしょう。
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