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9.72020
iPhoneで切り抜き画像を簡単に作るアプリ「Scratch Photos」

3Dマイホームデザイナーは、手早く簡単に建築3Dパースを作成できるソフトです。
あらかじめ、たくさんの家具や照明器具などの素材が入っているので、それを選んで配置するだけで、建築3Dモデルを作成できるのがよいところ。
でも、使いたい素材がすべてそろっているわけではありません。
そんなとき、使いたい素材が映っている写真素材から、素材だけを切り抜いて、パースに貼り付けるという画像加工で対応することも一つの方法です。
そういった画像加工にはAdobe photoshopという万能ソフトを使うのが一般的ですが、みなさんがお使いのiPhoneで、作っと画像を切り抜けるアプリを見つけたので、ご紹介いたします。
今回、見つけたアプリは「Scratch Photos」という無料のもの。

このアプリ、AI技術を使って全自動で画像を切り抜いてくれるのです。
冒頭の画像、実は元画像はこんな写真です。

この写真をScratch Photosに読み込ませると、ほんの十数秒でAIが画像内を解析して

このように切り抜いてくれるのです。
AIをうたっているだけに、次の写真のようないろんな要素が映っているものでも、

このようにテーブルの上の鉢植えだけを切り抜いてくれます。

AIといえども万能ではないので、たとえばこの写真を読み込ませると

こんな風に想定外のものまで切り抜いてしまいます。

でもそんなときは、写真をあらかじめトリミングして、このような状態にしてから

Scratch Photosに読み込ませると

このようにサボテンだけの切り抜き画像が一瞬でできあがります。
切り抜いた画像はiPhoneの「写真」に透明設定を持ったPNG形式で保存できます。これを「ペイント」ソフトなどで貼り付ければ、とりあえずphotoshopを持っていなくても、ちょっとした画像加工は可能です。

ただ、「ペイント」ソフトで貼り付けただけですと、いかにも貼り付けた、という感じになってしまうので、あまり目立つ箇所には使えません。
貼り付ける切り抜き写真と、元のパース画像を自然になじませて違和感ないパースに仕上げるには、やっぱりAdobe phothoshopが重宝します。
3Dデザイナーズスクールでは、リアルなインテリアパース作成のためのphotoshop講座を準備中ですので、どうぞご期待ください!