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12.62021
iPadでスピーディーにプレゼンボードを作成することの意義 ~GoodNote5を使う~【LINE友だち限定公開中】
お客様にインテリア提案を行うためのツールとして、プレゼンボードはもっともオーソドックスなものです。
かつては、手描きパース、カタログからの切り張り、実物サンプルの貼付など、工夫を凝らしながらプレゼンボードを作成したものですが、今はパソコンを使って、写真や製品説明のテキストなどを取り込み、パースは3Dソフトで作ったり、手描きのものはスキャナで読み込んで取り込んだりできるようになりました。
パソコンでレイアウトをすれば、仕上がりもきれいですし、修正も簡単ですから、効率よくプレゼンボードが作成できます。
ただ、すべてデジタルで構成されたプレゼンボードは、どこか冷たい、血の通わない印象になりがちなことも事実。
そこで、これからのインテリア提案におススメしたいのが、デジタルとアナログが融合したプレゼンボードです。
冒頭の画像は、そのサンプル。
これを実現するのが、iPadなのです。
このプレゼンボードの作成に使ったのは、iPad ProとApple Pencil、そしてGoodNote5というノートアプリです。
提案パースは、3Dソフト「3DマイホームデザイナーPRO」で作成しました。
GoodNote5は、新規ノートを作成するときに用紙サイズを選べます。
プレゼンボードを作るのであれば、A3横サイズがちょうどよいでしょう。
画像の取り込みは、iPadの写真アプリからはもちろん、ファイルアプリを使ってiCloud DriveやDropboxから取り込むこともできます。
さらに、iPadのマルチタスク機能「SplitView」を使えば、Webページからドラッグアンドドロップで取り込むこともできます。
スガツネ工業様のロールペーパーホルダーの情報は、同社のWebページからお借りして、GoodNote5に取り込んだものです。
同様にしてリリカラ様の壁紙情報も、同社のWebページから取り込みました。
これらはデジタル情報ですが、ここにApple Pencilで手描きのラインや文字を書き加えるだけで、プレゼンボードに暖か味が加わります。
さらに、壁面装飾の提案としてボタニカルフレームを紹介する手描きイラストを加えると、暖か味がグッとまします。
GoodNote5を使えば、こんなイラスを書くのにも絵心は不要です。
実は、このイラストは、Webページからこんな写真をGoodNote5に貼り付けて、その上から手描きでラインや色を書き込んだものです。
GoodNote5では、読みこんだ画像とペンで手描きしたものは、別のデータとして扱えるので、写真を下絵のように扱うことで、こんなイラストをカンタンに描くことができます。
あえて、本当の商品写真ではなく、イラストで見せることで、お客様にボタニカルフレームの想像の幅を広げてもらうことができるのです。
Apple Pencilを使うことで、デジタルとアナログの融合したプレゼンボードを作成できるのがiPadの強みですが、こうして作ったプレゼンボードをiPadの画面を見てもらいながら打ち合わせし、さらにお客様の要望をプレゼンボードにどんどんと描きこんでいけるのはiPadならではのプレゼンです。
プレゼンボードの作成のための手軽なツールとして、iPadとApple Pencil、そしてGoodNote5の組み合わせは最強です。
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